用も無いのに空港へ・・・(関西空港編) (part4)



 
 りんくうタウン駅を通過し、南海線と別れると、今度は、JR阪和線と合流します。

その前に、日根野にある車両基地が見えてきました。
 隣には、381系の特急型車両が、並行して走っておりました。

そういえば、381系は、わたくし小学生の頃に一度しか乗ったことがなく、記憶があまりない列車の一つです。
 そして、日根野(ひねの)駅をゆっくりと通過していきます。

そして、駅構内を抜けると一気にスピードを上げていきます。
 減速をはじめると、最初の停車駅が近づいてきました。

近鉄の南大阪線の高架をくぐっていきます。
 16時49分、天王寺(てんのうじ)駅に停車しました。

降りる人は、ほとんどいませんでした。
 天王寺からは、大阪環状線へと入っていきます。

大正(たいしょう)駅の近くでは、大阪ドームが目の前に見えました。
 西九条(にしくじょう)駅を出て、大阪環状線から分岐していきます。
 そう、貨物線へと入っていくのです。
貨物線へと入るため、減速がずっと続いておりました。
 そして、大阪の梅田貨物ターミナルを通過中。

普段は、大阪駅ばかりを通っているので、地平での景色は新鮮に見えました。
 旅客線である東海道線と合流し、淀川を渡ります。
すると、207系と併走して鉄橋を渡りました。
 17時17分、新大阪(しんおおさか)駅に到着しました。
 約50分ほどの「はるか」の旅でした。
 ここからは、地下鉄の御堂筋線に乗車して、なんばへと向かいます。
 新大阪駅の御堂筋線は、地上です。
地下鉄ではなく、地上鉄と言う感じです。 しかも、道路の真ん中を走っております。
 しばらくすると、なかもず行きの10系が到着しました。
 こちらが10系の運転台です。

 御堂筋線は、10両編成なのですが、一番後ろの車両へ行っても、混雑しておりました。
 地上区間が終わる、中津(なかつ)駅まで、外の景色を楽しみました。

約15分ほどの地下鉄御堂筋線の旅でした。
 そして、近鉄難波駅で、のりさん夫妻と別れ、いよいよ名古屋へ帰るときがきました。

のりさん夫妻・・・ありがとうございました。
 帰りは、18時20分発の近鉄特急「アーバンライナー」のDXシートで帰ることにしました。
 帰りの「アーバンライナー」は、津だけにしか停車しない、ノンストップタイプでしたので、のんびりと帰ることが出来ました。

 明るいうちは、車窓を見たりしていましたが、暗くなるにつれて、夕食を食べたり、JR九州馬鹿に突っ込みを与えたりしながら、過ごしていました。
 ノンストップタイプでしたので、通過駅を時々、このようにモニターに表示しておりました。

 そして、木曽川を渡り、愛知県にはいってしばらくすると、車窓から花火を望むことが出来ました。 カメラでは撮れませんでした。
 近鉄特急の車内から、花火から見えたので、優雅な感じがしました。

 この日は、ちょうど、名古屋港花火大会が行われていたので、その花火が見えたのでした。
 そして、20時32分、終点の名古屋駅に到着しました。

 今回も、車椅子のJR九州馬鹿にとって、新しい発見がさらにできた旅だったようです。

 今回は、用も無いのに空港へ・・・の第二弾をお伝えしました。 関西空港への特急も、南海、JRとそれぞれに特徴を持った車両があります。

 今回の旅でも、新しい車両に乗れ、JR九州馬鹿も充実したようです。
 充実している旅に、見られるかもしれないですが、車椅子の障害者と共に、旅立っている!ということを考えて、この旅行記を見ると、また違った感想が出てくると思います。

障害があっても不可能ではない!ということをアピールするために、JR九州馬鹿が証明する旅は、まだまだ続くでしょう・・・

 今回、お付き合いしてくださった、のりさん夫妻には、この場でお礼を申し上げたいと思います。





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